○熊本で生まれ、父親の転勤で兵庫県へ、そのまま大学卒業まで阪神間で暮らす。
○大学卒業後、食品メーカーに勤務。配属されたのは千葉。シェア70%のライバル企業を相手に20%しかシェアのない自社製品を営業車を運転して全県の卸問屋、スーパーマーケットを回りながら特売企画を提案していく地道な営業が続く。
しかし、営業所内の20年先輩の社員と新入社員である自分がほとんど同じ仕事していることに将来性に疑問を感じ3年で退社する。
○何をするか定まらない日々を過ごしていた時、にたまたま手にした本に「人生の幹になるモノを持ちなさい。どっしりした幹には色々な枝葉がついて満開になる」を書かれていたことに一念発起して税理士を目指すことに。
○親戚が熊本で経理学校を経営していたので、そこに居候して簿記とそろばんを勉強して1年。失業保険も貯金なくなり会計事務所に就職。
○初めて自分で書いた確定申告書の仕組みが面白いと感じ、この仕事一生やると決める。
〇しかし、働きながら税理士試験の勉強するのは難しく、もうダメだと考えて大手リース会社に転職の内定をもらうも、中途半端はアカンと会計事務所を辞めずに続ける。
〇そのリース会社はバブル崩壊の後倒産。転職しなくて良かった~。
○この時期、なかなか試験に通らなくて精神的に参っていたとき、少しでも自分が社会の役に立っている実感がほしくて、同僚に誘われて不順な動機であったが、初めて「献血」をする。
その献血もいまや60回を超える。健康に感謝です。
○会計事務所を3か所転々としながら受験を始めてから10年目、ついに税理士試験に合格!
○タイミングよく友人に紹介された税理士さんが引退することになり、借金をしてその顧問先を譲ってもらい開業。
○そこから30数年。紆余曲折色々なことがありながら頑張っております。
○一番幸運だったのは、単純なことですが、大病をしなかったことかもしれませんね。